第21回東京国際映画祭の重要なイベントの一つ「中国映画週間」が、19日に東京でスタートした。呉宇森監督は、『赤壁』に出演したトニー・レオン、張豊毅、林志玲、趙薇、佟大為などの俳優を率い日本の観客と交流した。
中国映画週間に参加した中日両国の来賓
栗原小巻さん
山田洋次監督
中国映画週間の開幕式であいさつする趙薇さん
また開幕式には、中国の陳凱歌監督や霍建起監督、日本の岩井俊二監督、東京国際映画祭の依田巽会長など、中日映画界の人たちが出席した。
中国放送映画テレビ総局の趙実在副局長は開幕のレセプションで、山田洋次監督と栗原小巻さんに「中日文化交流促進賞」を授与し、長年の中日文化交流への大きな貢献に感謝を表した。
この「中国映画週間」は、『中日平和友好条約30周年』を記念して行われるもので、「中日青少年友好交流年」のイベントの一つだ。霍建起監督の『愚公移山』や、少数民族をテーマとした『マイマイティー(買買提)の2008』『ニマの家の女性たち』『風雪狼道』、梁咏琪主演の『女人本色』、周傑倫主演の『カンフーダンク』、大陸部の『胡同里的陽光』『五顆子弾』など、それぞれ違う視点から中国の変化や発展、巨大な変革での人々の暮らしを描いた8本の映画が上映されることになっている。
今回、初めて東京国際映画祭に参加した大陸部で人気のある佟大為は、「開幕式に麻生太郎首相が登場し、『レッドクリフ』のスタッフと一緒に歩いたのはとても意外で、中国映画と映画に携わる人々に対する重視を感じた」と言い、『レッドクリフ』で曹操役を演じた張豊毅も、「今回の訪日で中国映画の国際的地位の向上を実感した」と話す。
「チャイナネット」2008年10月20日