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中国で3D映画がブームに
発信時間: 2009-09-02 | チャイナネット

注目を浴びた国内初のデジタル3D映画「楽火男孩」が8月末から公開されており、国産立体映画「胡桃夾子(くるみ割り人形)」もロケを開始している。その背景には3D映画のブームがある。業界の統計データによると、2009年上半期の立体映画の国内での興行成績は2億元を上回っており、この夏初めてピークを迎えた。

国内初のデジタル3D映画「楽火男孩」

3D映画の平均興行成績が通常の映画をはるかに超えることは、すでに紛れもない事実となっている。中国における3D映画全体の興行成績も相当なものであり、中国映画市場は一躍して世界第2位の立体3D映画市場となった。

国内に導入された初の3D映画は、昨年の国慶節に公開された映画「センター・オブ・ジ・アース」である。全国に立体スクリーンが82枚しかない当時、人気国産映画「画皮」と同期に公開されたが、ゴールデンウィークだけでも2千万元の興行成績を記録し、総興行成績は6800万元に達した。そのほかの3D映画、「ボルト」は4千万元で、「モンスターVSエイリアン」は3千万元、あまり知られていない「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」でも2千万元の興行成績をあげた。現在公開中の「アイス・エイジ3」と「カールじいさんの空飛ぶ家」も高い人気を博し、好調な興行成績をあげている。

現在、国内に立体映画を上映できるスクリーンは300枚しかないが、どの3D映画の興行成績も千枚を超えるスクリーンで上映される通常の映画に引けをとっていない。

3D映画の数は限られていると懸念する映画館の責任者も中にはいるが、多くの人がその見通しを楽観視している。華星映画館の経理は、「無声映画が有声映画に変わり、白黒がカラーに変わるように、3D映画もきっと今後の流行となるだろう。また、現在の立体映画の技術はすでに確立されており、3~5年後はさらに普及し、主流となることが期待できる」と話す。

「チャイナネット」  2009年9月2日

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