米ハリウッドの大手映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)は、今後の再建計画を債権者が承認し、3日朝正式に破産法申請を発表した。約40億ドル(約3200億円)の債務は株式化によって負債額を削減する。
米国で有名な投資家カール・アイカーン氏はこの前、MGMの2割の債務を購入し、最近ではMGMの債権者と合意して、他社との合併計画を放棄している。
MGMは1924年に創業したハリウッドでは老舗の映画会社。『風と共に去りぬ』や『レインマン』『007』などの人気作品を世に送り出し、200回のオスカー賞を受賞した。