青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ「青蔵鉄道」は、開通後さらに数百億元を投じ、3本の支線を建設する。うち1本は、拉薩から東側の林芝(ニンティ)に向かう。残りの2本は、拉薩から西側の日喀則(シガツェ)へ向かう線と、日喀則から南側のインド国境に近い亜東(ドモ)に向かう線。本線と支線とでY字形をなす。いずれも10年以内の開通を目指す。これら支線の総延長は2千キロ以上に達する。このほか、敦煌鉄道との連結計画も進んでおり、蘭州―新疆線の柳溝駅を東端、敦煌市の文化路口を西端とする総延長約165キロの敦煌鉄道は、昨年3月にすでに着工。開通後、さらに青海省格爾木(ゴルムド)まで延長し、青蔵鉄道との連結を実現する計画だ。
「人民網日本語版」2006年6月29日