国家クラス経済技術開発区の設立と発展
国家クラス経済技術開発区の強みと特徴
優位性のある良好な体制を備えた区域
優位性のある投資政策と良好な法的環境を備えた区域
国際慣行・ルールに合致し、対外開放度が高い区域
基盤施設が先進的で、サポートシステムが健全な区域
発展の潜在力が大きく、地位的優位性が顕著な区域
資金・技術集約型企業が中核となり、ハイテク産業が相当の比重を占める区域
経済発展が最も速い区域
開発区外資系企業関連の税制一覧
類型の異なる「開発区」
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福州経済技術開発区
 

概況

 福州経済技術開発区は政府が初めて認可した14の国家クラスの開発区として、1985年に設立された。計画総面積は22平方キロ、開発済みの面積は10.1平方キロ。

 

地理的位置

 福州経済技術開発区は東経119度37分、北緯25度59分に位置し、福建省の馬尾というところにあり、閩江の河口に面している。福建省の省都、福州市の水路による玄関口であり、福建省の南東部とつながる重要な枢軸の地でもある。

气候

 亜熱帯海洋性気候に属し、年平均気温は19.3℃、無霜期間は326日。年平均降雨量は1382.3ミリ、平均湿度は81%。年間を通じて北東風がよく吹いている。

交通

 馬尾港には長い築港の歴史があり、昔から福州の水路での玄関口であり、福建省の南東部と閩江流域の貨物の主な集散地である。1万トンクラスのバースが13(コンテナー専用バースが3つ、国際客船埠頭が1つを含む)があり、日本、フィリピン、シンガポール、香港など40カ国・地域への航路が開設されており、年間の貨物取り扱い量は1500万トン。北京~福州の104国道が開発区を貫き、福州江浜道路経由で、福州市までわずか15キロ。福州~厦門(アモイ)、黒竜江省の同江~海南省の三亜の高速道路によって開発区は中国の高速道路ネットワークと結ばれている。福州~馬尾の鉄道を通じて鉄道ネットワークとつながり、全国のいたるところに赴くことができる。福州の長楽国際空港は開発区と閩江を隔てて向かいあっており、すでに国際・国内フライト便が40本も開通している。

 関連施設

 電力供給は華東電力ネットに頼り、設計容量140万キロワットの応急送電所1基、変電所5基があり、システムの運営状況は良好である。供水能力10万トン/日の浄水場があり、水質はAクラスの基準。英BOC社が企業の必要に応じて20000種余りの工業用ガスを提供することができる。汚水処理場が2ヶ所あり、企業が汚水を処理してから、都市の汚水処理システムに流れ込むことになっている。

基幹産業

 電子、光・機械・電機が一体化した機械製造、バイオ製薬、機械、金属、建材、紡績、食品

主要外資系企業

 三菱、JVC、エプソン、日立、リコー、LG

公式サイト

 www.fdz.com.cn

「チャイナネット」2004年1月

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