国家クラス経済技術開発区の設立と発展
国家クラス経済技術開発区の強みと特徴
優位性のある良好な体制を備えた区域
優位性のある投資政策と良好な法的環境を備えた区域
国際慣行・ルールに合致し、対外開放度が高い区域
基盤施設が先進的で、サポートシステムが健全な区域
発展の潜在力が大きく、地位的優位性が顕著な区域
資金・技術集約型企業が中核となり、ハイテク産業が相当の比重を占める区域
経済発展が最も速い区域
開発区外資系企業関連の税制一覧
類型の異なる「開発区」
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上海びん行経済技術開発区
 

概況

 上海びん行経済技術開発区は1986年に建設がはじまった。計画総面積は3.5平方キロで、中国の国務院が初めて認可した国家クラスの経済技術開発区の一つである。びん行開発区は品質・効率を重視する集約的な発展の道を歩み、プロジェクトの規模が大きく、収益が高い輸出志向の開発区となっている。

 

地理的位置

 黄浦江の上流地域に位置し、中国最大の経済、金融、貿易のセンター――上海市の南西部にあり、上海市の中心部から30キロしか離れていない。

气候

 亜熱帯海洋性気候に属し、年平均気温は16.5℃。一日の平均気温は1月が最低で3℃、7月、8月が最高で28℃。無霜期間は230日。年平均降水量は1200ミリ。

交通

 開発区の貨物輸送埠頭は黄浦江沿いにあり、貨物取扱量が1万トンを越える竜呉港の国際海運埠頭、コンテナー取り扱い量が1万トンを超える張しん浜国際コンテナー・バースからそれぞれ15キロ、43キロ離れたところにあり、船便で世界各国の主要な港へ向かうことができる。上海―びん行開発区の高速道路は上海市の交通幹線、国の道路交通ネットワークと直結しており、上海―南京高速道路、上海―杭州高速道路も開発区の近くを通っている。虹橋国際空港、浦東国際空港につながる自動車道もあり、虹橋国際空港までは27キロ、車で30分。両空港の年間輸送能力は延べ8000万人にも達している。

 関連施設

 華東電力ネットから十分な電力供給を受けている。区内にも供給ネットを擁しており、低圧供給三相が380ボルト、単層が220ボルト、高圧供給は10キロボルト、大口ユーザーへの供給は35キロボルト、周波数は交流50ヘルツ。区内には110キロボルトと35キロボルトの配電所がそれぞれ1基、10キロボルトの配電所が5基建設されている。びん行浄水場から浄水を供給している。水圧は200キロパスカル。都市ガスのカロリー値は14.63~15.88メガジュール/立方メートルで、圧力は1200パスカル以上。雨水・汚水管は54本敷設されており、総延長41.9キロ。ポンプ場は6基建設されており、設備容量は20本、排水能力は21.16立方メートル/秒。

基幹産業

 レール交通、変電所設備の製造に代表される機械電子産業;血液、配置用医薬品に代表される医薬品、医療機械産業;食品、飲み物に代表される軽工業。

主要外資系企業

 アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン、コカコーラ、ペプシコーラ、フランスのサン・ゴバン、ミシュラン、イギリスのユニリーバ、日本の三菱など。

公式サイト

 www.smudc.com

「チャイナネット」2004年1月

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