English | Français | Deutsch | Русский язык | 日本語

中国側の判断によれば、両国政府の外交面の「擦り合わせ」は「好スタートを切った」。新たな外交ライバルに対し、中国政府は善隣友好を発展させる一貫した立場を堅持し、中日両国が引き続き「連略的互恵」の関係という枠組みに実質的な内容を添える努力をする中で、国家関係の安定と発展を促進していくよう期待している。同時に、今日までの民主党との政党間の交流関係を政府間の外交関係に積極的に転換させていく。民主党側も相応の外交努力をしており、新任の岡田克也外相は二国間、多角的な様々な場を利用して中国側と接触し、新政権と中国との外交関係を「擦り合わせる」努力をしている。

鳩山首相は10月10日、北京で開かれた中日韓3カ国首脳会談に参加のため中国を訪問。これは「10+3」の枠組み外で開かれた2回目の会談であり、発表された「中日韓協力十周年に関する共同声明」と「中日韓の持続可能な発展に関する共同声明」は、中日というこの重要な二国間関係を含む東アジア地域の協力が健全、安定した方向へと急速に発展しつつあることを象徴している。

3カ国間の政治上の共通認識として、「中日韓協力十周年共同声明」は「3カ国は開放、透明、包容の原則を基礎に、東アジア共同体を建設するという長期目標に力を尽くし、地域協力に力を尽くし、地域・国際問題での意思疎通と協調が日増しに強化されるようにする」と宣言している。

     22   23   24   25   26   27   28   29   30   31    


2009