現実の宇宙ステーション
これまでに実現した以下の宇宙ステーションは全て地球の衛星軌道上に建設されており、科学研究、特に長期の宇宙滞在における人体への影響の研究などを目的としている(一部は軍事ミッションを行っていた)。
サリュート
ソビエト連邦が打ち上げた世界初の宇宙ステーション。1 - 7号が打ち上げられ、1971年から1985年まで運用。
スカイラブ
アメリカの宇宙ステーション。1973年 - 1974年。1 - 4号が打ち上げられたが、本体となるのは1号のみで、2-4号は宇宙ステーションへの往復に用いられた有人宇宙船である。
ミール
サリュートの後継として開発されたソビエト連邦の宇宙ステーション。1986年に打ち上げられ多数のモジュールが追加された。2001年に廃棄され大気圏に突入。
国際宇宙ステーション (ISS)
アメリカ航空宇宙局 (NASA)、ロシア連邦宇宙局 (RFSA)、日本の宇宙航空研究開発機構 (JAXA)、カナダ宇宙庁 (CSA)、欧州宇宙機関 (ESA) が共同で建設中の宇宙ステーション。1998年建設開始。