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米の皮膚病専門家、旧日本軍の細菌戦を検証
発信時間: 2007-12-06 | チャイナネット

米カリフォルニア大学の皮膚病学専門家、マイケル・フランツブラウ教授は11月30日~12月5日、旧日本軍の細菌戦による中国人被害者訴訟原告団の団長を務める王選さんの同行で浙江省の衢州市と金華市を訪れた。60年以上前の旧日本軍による浙江での細菌戦で大きな被害を受けた地域で検証を行う。フランツブラウ教授は帰国後、調査結果を公表して、旧日本軍の細菌戦をめぐる罪の責任について世界の医学界に呼びかけるという。

内外の学者の調査により、1942年に旧日本軍の731部隊など細菌戦部隊が金華、衢州で炭疽菌と鼻疽菌を撒いたことが分かっている。現地では多くの住民が炭疽症にかかって命を落とし、生存者も後遺症に苦しんでいる。

「人民網日本語版」2007年12月6日

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