中国の崔天凱駐日大使は18日、外国記者クラブとの会見で、平和発展路線など中国共産党第17回全国代表大会(十七大)の主な精神を紹介し、また胡錦涛国家主席の訪日の意義、中国政府の対日政策などを説明した。
▽記者会見での胡主席訪日に関する主な内容は次の通り。
中国は今まさに、日本と共に今春の胡錦涛主席訪日に向けて前向きに準備している。中国国家主席の訪日は10年ぶりであり、また今世紀初、中国共産党第17回全国代表大会(十七大)開催後初の訪問となるため、大きな歴史的意義を持つ。胡主席は、両国関係の長期的かつ健全で安定した発展に向けた基礎を打ち固めるため、今回の訪問の重点を中日関係発展の青写真を描くことに置いている。双方は政治的相互信頼を適切に増強し、上層部の往来と対話を進め、金融協力・環境保護協力・人的往来などを拡大し、地域問題と国際問題の処理で協力し、共通の利益を拡大していくだろう。中国側は、首脳の相互訪問がウィンウィンの関係を固め、未来に目を向けた戦略的互恵関係を固めるのに力となるよう期待する。これは中日両国の長期的、根本的利益になるだけでなく、アジア太平洋地域の繁栄と安定にもつながる。
「人民網日本語版」2008年1月20日 |