胡錦濤国家主席は17日午後、李明博・次期韓国大統領の朴槿恵特使と人民大会堂で会談した。

  ▽胡主席

  新世紀志向の中韓の全面的協力パートナーシップの構築・発展は時代の潮流に沿い、両国人民の共通の願いと求めを反映するものであり、両国および両国人民に確かな利益をもたらしただけでなく、地域さらには世界の平和・安定・発展の維持と促進に積極的な貢献を果たした。長期安定・全面協力・平等互恵の中韓関係の発展は中国政府の既定方針だ。韓国側と共に努力し、両国関係発展の連続性と安定性を保ち、中韓関係のレベルを引き上げ、中韓の全面的協力パートナーシップのより良くより速い前進を促していきたい。

  ▽朴特使

  国交樹立以来、両国関係は各分野でいずれも急速な発展を遂げた。韓国側はこれに満足している。李明博・次期大統領は対中関係を強く重視している。新たな情勢において、韓国は中国との意思疎通を強化し、協力を拡大し、韓中関係をさらに引き上げ、共同発展を図り、朝鮮半島と北東アジアの平和・繁栄に引き続き積極的な貢献を果たしていくことを望んでいる。 

  写真：会談の様子

  「人民網日本語版」2008年1月18日