外交部の定例会見で19日、劉建超報道官が国内外の記者の質問に答えた。
――劉報道官は前回の会見で、日本のギョーザ中毒事件について両国の専門家による協力を希望すると述べた。両国の専門家による協議が今月下旬に日本で行われると聞いている。ギョーザ事件の原因について、両国の判断が異なるのはなぜか。両国はどう協力すべきか。
ギョーザ問題について、わたしはすでに何回も中日双方が行っている共同努力と、調査過程における中国側の積極的な努力を紹介してきた。あなたはさきほど、ギョーザ事件の発生原因について中日双方の見解が異なると指摘したのか?その言い方は成立しない。日中共に結論を出しておらず、事件はまだ調査段階にあるからだ。最近調査にいくつかの進展があった。原因究明にはまだ双方が努力を続け、協力を強化する必要がある。中国側はすでに、両国の品質検査当局と公安当局による合同調査チームの設置など、合同調査の一層の強化を日本側に提案した。現在、中国の公安当局と日本の警察当局はスムーズな連絡ルートを維持している。中国公安部は事件の調査について日本側と一層の情報交換・意見交換を行うため、近く調査チームを日本に派遣する。調査の全過程において引き続き日本側の積極的な協力を得、できるだけ早く真相の解明に至ることを希望する。これは双方、日本の消費者、中国の生産会社、両国の経済貿易関係の正常な発展の、いずれにとってもプラスだ。
「人民網日本語版」2008年2月20日 |