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訪中の日本大学生、「中国の印象が180度変わった」
発信時間: 2008-03-27 | チャイナネット

日本青少年「友好の使者」代表団一行1000人が3月10日から16日にかけて中国を訪れ、各グループに分かれて上海、重慶、広州、成都、杭州、大連などを訪問した。

「チャイナネット」の記者として、代表団の第2分団が中国到着から帰国まで同行し、訪中前後の中国印象について日本の若者たちに話を聞いた。

訪中する前、「中国にそれほど興味を持っていなかった」

第2分団の団員は、愛知県、大阪府、徳島県、東京都など日本の13の都道府県から募集された34の大学の学生だった。

日本にいる時、中国の情報はどうやって手に入れるかと聞くと、答えのほとんどはメディアからだった。

米国に留学したことがある学習院女子大学の目黒晶子さんは、韓国、台湾、ヨーロッパに行ったことがあるが、中国に対してはそれほど興味を持っていなかった。というのは、目黒さんが住んでいる横浜には中華街があり、わざわざ中国に行かなくてもいいと思っていたからだ。そしてマスメディアの影響もあり、中国にはネカティブな印象を持っていたと話す。

日本に住んでいる中国人の友だちを通して、中国を理解していたという人もいる。京都大学1年生の庄野祐介さんは、日本ではよく中国人の友だちと話し合っていた。「報道の中ではよく反日運動というニュースが出てくるが、その影響はあまり受けず、中国に対して好感を持っていた」と言う庄野さんの在学している京都大学では、3分の一の大学生が中国語を学んでいるという。

中国の速い経済成長や環境問題に大きな関心を持っている学生も少なくなかった。代表団が上海に着いたその夜のレセプションでは、「GDPが毎年10%のスピードで成長している中国の発展にとても注目している」と同志社大学の山田裕太さんが話し、中日両国が環境保護の面で協力して、環境問題を解決していくことを望んでいると言う学生も何人かいた。

中国の印象は「広い!」

初めて中国に訪れた学生たちは興奮気味だった。「中国は広いね」「上海は車が多い」と感想をもらす学生が多く、「中国の看板はほとんど黄色や赤で、ピカピカしている」と面白がる学生もいた。華東師範大学や浙江大学などを訪問した時にある学生は、「広い!校庭に川もあるなんて、うちの大学では考えられない」と中国のキャンパスの広さに驚いていた。

「もっと中国人の学生たちと話したかった」

分かれる際の中日両国の大学生

日本の大学生は華東師範大学、浙江工業大学、北京第二外国語学院などの大学を訪れ、中国の大学生と交流を行なった。学校生活、趣味から相手の国に対する理解まで、若者たちの間には数え切れないほどの話題があった。

ある男子学生は中国人の大学生との交流を、「中国に来る前、中国人は日本人が嫌いだと思っていましたが、来てみるとそうではないことに気づきました。中国人は本当に親切で、来てよかったと思いました」と振り返る。お互いに話し合うことは、理解を深め、心の中にある誤解を取り除くことが出来る。

日本の大学生と交流した浙江工業大学の戚海飛さんは、「日本の大学生にもらった名刺にはどれも笑顔が書いてありました。そこからは日本人の心の繊細さがよく分かります。それと日本では高校時代からアルバイトするためか、日本の大学生は私たちより考えが深い感じがします」と、日本人の大学生の印象をそう話す。

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