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里帰りした鉱物顔料 |
発信時間: 2008-04-07 | チャイナネット |
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このほか、「岩彩画」事業の発展と交流を促すために、二人は『重彩岩彩画学報』『岩彩芸術』などの雑誌を創刊し、交流を広げている。 王雄飛は『美術観察』雑誌社とともに「中国画色彩問題シンポジウム」を主催し、全国から百人近い理論家や画家を招いて、講演や討論を行った。2001年には、中国美術家協会主催の「第1回中国岩彩画展」が北京の中国美術館で開催された。今年4月には、第5回が開催されて、美術関係者や見物人が殺到した。毎回、展覧会に出品された作品も出版されている。 中国美術家協会主催の「第4回中国細密画大型展覧会」では、「岩彩画高級研究班」の学生が描いた「岩彩画」の作品のほとんどが入選し、受賞した。全国的な大型展覧会で、「岩彩画」の作品が数多く受賞したのはこれが初めてだった。これを機に、美術界で名を揚げた受賞者たちは、後のさまざまな全国的な大型展覧会でも、頻繁に入賞し、「岩彩画」はますます注目されるようになった。 これまでの「岩彩画」展覧会に出品した人は、最初はほとんど日本留学の画家と「高級研究班」の学生たちだったが、いまでは全国の各主要美術学院や大学の教授たちにも広がった。「岩彩画」事業はすでにある程度の発展を遂げたと言える。 各地の学院や大学で、「岩彩アトリエ」や「岩彩画」の講座が盛んになっている。各地の美術家協会は続々と「岩彩画」の講習会を開いている。中華民族文化促進会は「岩彩芸術研究センター」を設立し、「岩彩画」の雑誌を発行したり、「岩彩画」展覧会を開いたりしている。 「岩彩画」は、中国経済の発展とともに、更なる発展を遂げていくことだろう。 (魯忠民=文・写真) 「人民中国インターネット版」2008年4月7日
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