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中日経済の新段階--中国を拠り所に回復と発展を実現する 日本経済(1)
発信時間: 2008-10-22 | チャイナネット

1978年に中国政府は改革・開放という基本国策の実施を始めたが、当時の背景下で中国は極めて少数の先進国としか外交関係を結んでいなかった。日本は世界第2の経済大国として、発展レベルが高く、実力が強く、中国との経済貿易関係を発展させ、日本政府の援助を含む日本企業の中国向けの貿易や投資は、当時の中国経済の発展に対して重要な貢献を行った。中国は日本からの支援に対して感謝の心を持つべきだと考える。

同様に、経済や貿易の発展と規模拡大に伴い、21世紀に入ってからの中国は日本経済の景気を支える役割がますます大きくなっており、日本側もこれに対してはっきりとした認識を持つべきだと考える。長期にわたり中日の学者は中日経済貿易関係を研究する際に、中国側が日本政府の援助や日本企業の投資、技術、設備などをどれほど必要としているかという観点で論じることに慣れてしまっている。

しかし、中国経済が世界4位、貿易が世界3位へと躍進するのに伴い、中国への日本の依存も急速に増加している。後者を無視すると中日の経済貿易関係の観点は一面的である。私は今日、新たな視点から新たな課題を提出し、日本経済がどのように中国に依存しているかを重点的に分析したいと思う。目的は、中日両国の政府や経済界関係者が中日の経済貿易関係を全面的に認識し、中国経済の発展には日本が必要であるのと同様に、日本経済の発展にも中国が必要で、両者は既に良性の循環関係を形成しており、経済貿易関係を積極的に発展させることが両国のいずれにも有利であることを全面的に認識するよう希望するものである。また私の分析報告は日本経済の発展が中国の要素と分かちがたいことを指摘するものであり、日本が中国の経済にとっても役割を果たすことを否定するものではない...

「中日経済情報週刊」より2008年10月22日

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