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日中友好協会会長:金融安定に向けて日中協力を
発信時間: 2008-11-14 | チャイナネット

今、世界で外貨のリザーブを持っているのは、一番大きく持っているのはアラブのオイルカントリーで、約2兆ドルを持っています。中国が1兆9000億ドル、日本が約9000億ドルを持っています。この三つの国と地域が今、世界で、金融面でまだ余力を持って、アメリカの金融困難を応援しうる立場です。それに、その三ヶ国が持っている外貨準備の8~9割はドルで持っています。当面はドルの信任を守らなければならないのです。

――今後、中国と日本はどのように協力して、共に金融危機を乗り越えていくのでしょうか?

今年9月7日、証券大手のリーマン・ブラザーズが破綻する一週間前に、私は日中友好協会の会長として、胡錦濤主席と北京で一時間会談しました。その中の重要なテーマの一つが、やがてくるアメリカの金融危機に日本と中国はどう対応すべきかというテーマでした。胡錦濤主席も非常にこの問題について広く深く考えて、「共に国際金融と世界マクロ経済の安定のために、私たちは中、日、米及びその他の国々を入れて、話し合い且つ協力する用意があります」と明言していました。

ドル体制を守るために、日本と中国はよく話し合って、できる協力はする、できない協力はできない、という基準をしっかりアメリカに言うことが必要です。そのために、日中両国が国際金融危機及び世界のマクロ経済の今後について、心の底から協力して話し合う必要があると思います。

例えば、日本と中国の指導者の交流がもっと深ければ、このような事件が発生したら、すぐに日本の総理が北京に飛んで日中首脳会議を行い、ドルの維持のために、お互いに助けてあげようというような会談を持てれば、非常に国際的に意味があると思います。

「北京週報日本語版」より2008年11月14日

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