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映画などの日本人像、時代と共に多様化するべき |
発信時間: 2008-12-11 | チャイナネット |
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中国の抗日戦争に関する映画やテレビドラマでは、カンフーや銃撃戦が多く、簡単な内容で観衆たちを楽しませながら教育し、抗日戦争に関する基本的な知識を教えることができた。しかしこの粉飾しすぎた文芸作品は、より多くの有益な参考意義は見つからないだろう。 一部の映画やドラマは、敵を馬鹿にするというよりも、自分をだますといったほうが適切だ。このような映画に出てくる愚弄な旧日本軍に勝ったのが本当の歴史ではない。こうした内容は、抗日戦争の価値も低下させた。かつて王震将軍は、「我々の敵は愚かではなく、とても賢い人たちである。敵を愚かだと見なす人はバカだ」と語っている。 日本や抗日戦争を客観的に知るために 矢野さんが出演したテレビドラマ『小兵張嘎』の中の斉藤、『烈火金剛』の中の毛利大隊長、『鉄道遊撃隊』の岡村などは、旧日本軍のイメージを大きく変えたが、残酷さは変わらない。矢野さんがこのような悪者を演じたのは、戦争に反対し平和を宣伝したかったためだ。 旧日本軍が中国を侵略した歴史は、中国人がしっかりと銘記し、さまざまな芸術作品を通して記録されるべきだが、中日両国が平和で友好な時代に入った今、作品に日本人の悪者しかいなければ、日本や抗日戦争を客観的に知ることはできない。 盧溝橋にひざまずき、旧日本軍によって傷つけられた中国の人たちに謝罪する日本人 時代の発展とともに、映画やテレビドラマでの日本人像を、多様化させるべきだろう。中国人留学生を熱心に援助する日本の高齢者や、自分の職務に忠実である日系企業の社員、甘んじて賢妻である日本の女性などを描くことで、日本人のイメージは真実になる。 「チャイナネット」2008年12月11日 |
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