ホーム>>中日両国>>視点 |
喜怒哀楽の2008年(1) 「迎春」から「暖春」へ新段階を迎えた中日関係 |
発信時間: 2009-01-07 | チャイナネット |
|
近年、世界情勢が大きく変化する中、中日間の経済貿易や政治などでの協力は日増しに深まっている。 2006年、中国は日本の最大貿易相手国となった。日本もこれまでずっと中国の重要な貿易パートナーである。アジアおよび世界における政治、安全保障、地域紛争などの問題に対しても、中日両国はますます大きな影響力を発揮している。戦略的互恵関係の提起は、両国の今後の長期的発展への良好な基礎を固めた。 こうした協力的なよい雰囲気の中、長らく係争を続けてきた「東中国海問題」も、新たな進展をみせた。「問題の海」は「友好の海」へと変わりつつある。 5月に四川汶川大地震が発生した後、日本政府は真っ先に国際緊急援助隊と医療チームを中国に派遣し、多くの救援物資も届けた。日本各地の人々も、金銭や物資を積極的に寄付し、中国を支援した。「困難なときこそ友情がわかる」。日本の政府と民間の思いやりのある行動に、中国人は感動した。 青少年交流ブーム 胡錦涛主席(右から2人目)と福田康夫首相(左から2人目)は、福原愛さん(右端)と王楠さん(左端)のラケットに記念のサインをした 2008年は両国間の人的交流も盛んだった。「中日青少年友好交流年」に設定され、青少年四千人の相互訪問が計画された。 両国の青少年は見学やホームステイなどを通して相互に交流し、学んだ。そして相手国に対する理解を深めると同時に、異国の友人をつくった。 青少年は両国の未来であり、彼らの相互交流と理解を深めることは、両国の今後の発展に役立つ。1984年に日本の青年3000人が訪中したのに続き、2008年は青少年交流が新たな盛り上がりを見せた。このブームは長期的に続いていくことだろう。 また、日本の観光部門の情報によると、日本政府は中国人観光客に対して「家族観光ビザ」の発給を一部始めたという。今後、中日の民間交流はより便利により自由になると見られる。 「人民中国インターネット版」より2009年1月7日 |
|