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日本政界の「世襲制」 |
発信時間: 2009-07-21 | チャイナネット |
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■少壮派「世襲議員」は気力不足 50歳前後の少壮派議員では世襲議員がさらに主流で、彼らは日本の「新統治階層」と考えられているとウォッチャーは指摘する。 その代表的人物が55歳の塩崎恭久氏で、元衆議院議員で経済企画庁長官も務めた塩崎潤氏の息子だ。塩崎氏は安倍内閣で官房長官を務めたが、政治と金のスキャンダルを暴かれ、後の参議院選の敗北で、引責辞任した。 52歳の石原伸晃氏は有名な右翼政治屋である石原慎太郎氏の息子だ。母は小泉純一郎氏の家族と親戚関係にある。石原氏は国土交通相を務めた。昨年には自民党総裁選で麻生氏と戦ったが、敗れた。 46歳の河野太郎氏は河野洋平衆議院議長の長男だ。河野太郎氏は大学時代、交換留学生として米ジョージタウン大学で比較政治学を専攻した。当時彼が学んだ米国外交研究クラスの教授が、後に米国初の女性国務長官となったオルブライト氏だ。河野氏は1996年に衆議院議員に初当選し、後に法務副大臣を務めた。 57歳の渡辺喜美氏は1996年から4回衆議院議員に当選し、行政改革担当相を務めた。渡辺喜美氏は、副総理を務めた渡辺美智雄氏の息子だ。自民党内部の「麻生降ろし」では、渡辺氏の活動が際立っている。その前には、民主党提出の衆議院解散要求決議案に賛成し、自民党から戒告処分を受けた。今年初めには、渡り斡旋に関する公開質問状を麻生首相に提出しようとするが受け取りを拒否され、自民党を離党して麻生首相と完全に決裂した。これによっても渡辺氏の評判は大いに上がった。 だがアナリストは、河野氏も渡辺氏も、すぐに後退する傾向があり、勝敗を決するのを好まず、気力不足が目につき、大任は担えないと指摘する。 「人民網日本語版」2009年7月21日 |
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