日本・東京の地下鉄駅では飛び込み自殺が頻発している。悲劇を防止するために東京の一部地下鉄駅では青色の特別なライトを設置している。青色は人間の心を落ち着かせる効果があり、自殺の予防に役立つと見られる。
11月までにJR東日本は東京の重要な交通路線である山手線の20駅に青色LED(発光ダイオード)のライトを設置した。同社スポークスマンによると、自殺者はホームの端から飛び込むことが多いため、こうした青色LED照明はプラットホームの先端近くに設置されている。このライトは一般の照明より明るくなっている。 青色が自殺防止に役立つかどうかはまだ科学的な根拠に乏しく、JR東日本が飛び込み自殺防止用に青色LED照明を採用したことに疑問の声をあげる専門家もいる。もっとも心理や色彩分野の専門家によれば、青色が人間の心を落ち着かせる作用があることは間違いない。
「人民網日本語版」2009年11月6日
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