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中国、春暁ガス田の主権維持を主張
発信時間: 2010-01-19 | チャイナネット

外交部の馬朝旭報道官は18日、記者の質問に答えた際、楊潔チ外交部長の話を引用し、春暁ガス田(日本名:白樺)に対する中国の主権維持を主張した上で、「原則的な共通の認識事項に基づき、日本側は中国の関連法律により、ガス田開発に出資し、このガス田を協力開発することができるが、これは共同開発とは根本的な違いがあり、混同してはならない」と重ねて表明した。

このほど行われた楊潔チ外交部長と岡田克也外相との会談で、日本側は関連文書の交換交渉をいち早く行うことを求め、さらに「中国が一方的に春暁ガス田を開発するという共通の認識事項に違反することが起きれば、日本はそれ相応の措置をとる」という姿勢を示したことについて、馬朝旭報道官は「中国は東中国海での正当の権利を断固守っていく。東中国海問題を慎重に処理することは中日関係とこの地域の安定にとっては重要な意義がある。中日双方は東中国海問題について引き続き実務的接触を保つことで意見の一致を見た」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」より 2010年1月19日

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