南太平洋のある小さな場所を見てみよう。この場所はわずか10平方メートルしかなく、6つの岩で構成されている。最大の岩もベッドのマットレスほどの大きさだ。いつ沈んでもおかしくないこの南太平洋の小さな岩が最近、日本の新法案に取り上げられた。
日本は9日に新しい法案を通過させたが、同法案の通過により、日本は沖ノ鳥岩(日本名:沖ノ鳥島)をその排他的経済水域の基準点とし、この小さな岩を取り巻いて12カイリの領海と200カイリの排他的経済水域を得ることになる。これにより日本は何もしないで42万平方キロという海洋の国土面積を増やすことになる。この問題に対して中国は、日本が沖ノ鳥岩(日本名:沖ノ鳥島)を基準点にして広い面積の管轄海域を主張することは、国際社会全体の利益を深刻に損なうものだと考えている。
「人民網日本語版」2010年2月11日