第5期中日友好21世紀委員会第1回会合が9日、江蘇省揚州市で閉幕した。双方の委員は閉幕式で、新情勢下における中日の戦略的互恵関係の構築についてそれぞれ意見を述べた。
周明偉委員
中国側の委員を務める中国外文出版発行事業局の周明偉局長は、中日関係への期待について述べ、「政治において相互信頼を高め、経済において相互支援を行い、文化の相互鑑賞を行うべき」と語った。中でも、周局長は文化の相互鑑賞の重要性を強調し、「中国と日本はともに東北アジアに位置し、文化に共通する点も多い。中日文化の共通点と相違点、どちらも相互交流、鑑賞すべきことである。委員たちが今後5年間で、様々な形式で中日両国民の美しく、優秀な文化を知り、互いに理解し、感情を改善できることを望んでいる」と述べた。
さらに、両国民が互いの文化を楽しむほかに、世界に文化を紹介することも非常に重要だとし、「中日両国は展覧会、映画、公演、音楽、絵画などを通じ中日文化、アジア文化における至宝を紹介し、中日文化の魅力を世界に広めるべきである。これは世界の異文化間の交流だけでなく、文化の交流における発展にもプラスとなり、東アジア一体化を進める上でより良好な文化交流の基礎を築くことができる」と語った。
「チャイナネット」 2010年2月10日 |