ホーム>>中日両国>>視点
加藤嘉一氏、中国人は会議の達人だ!
発信時間: 2010-03-09 | チャイナネット

開催中の「両大会」について、加藤嘉一氏はメディアの取材を受け、「中国の両大会をテレビで見たのか。日本のそれとどう違うと思うか」と質問された際、「中国人は会議の達人だ!」と語った。

「生中継を見た。会議はスケールが大きなものです。地方の両大会から、全国の両大会まで、スケールが大きくて、人数も多いです」と「両大会」に対する印象を語った。

「温総理が政府活動報告をおこなった際、拍手が30数回もあった。思想の統一ぶりは日本では絶対に見られないものだ。すなわち、皆はどうやって会議をすすめるのかよく知っているのだ。もちろん、温総理は『会議のための会議という形式を減らし、避けるべきで、実質的意義を持たなければならない』と言っているが、中国的だと皆は知っているから、会議にはその意義があると考える。もちろん、実質的な問題も議論されるが、多くの人が会議に参加するのは、自分の地位、職位を考えてのことだと思う。中国人は会議の達人だと思う。日本人にとっては、会議は確認の手法に過ぎない」

「チャイナネット」 2010年3月9日

  関連記事

· 加藤嘉一氏、中国の政治はますますインターアクティブになった

· 加藤嘉一:「言語」から未来の中日の実力構図を読む

· 加藤嘉一:「博客」が流行る三つの理由

· 加藤嘉一:時代と彷徨う中国の「80後」世代

  同コラムの最新記事

· 加藤嘉一氏、中国の政治はますますインターアクティブになった

· 池田実氏、「中国は農民を置き去りにしてきた」

· 大きな体と小さな愛、小さな体と大きな愛

· 政協主席、北京の都市と農村の統一発展重視

· 共同通信の記者「国防費の伸びに関心をもつ」