中日ジャーナリスト交流会議:互いに寛容に

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発信時間: 2010-04-07 14:14:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第5回中日ジャーナリスト交流会議が6日夜閉幕し、「文化的差異に向き合い、時代に順応し、寛容を提唱する」との共通認識が示された。「中国新聞網」が伝えた。

今回の会議で中日のジャーナリストは、金融危機後の世界、中日米3カ国の関係、および報道メディアの果たす役割について重点的に討議した。

中国側座長の劉北憲・中国新聞社社長は「金融危機後、日本と中国は共に社会の転換期にある。こうした転換の過程では各々が発展上の憂慮を抱えるものだ。転換がもたらす動揺や憂慮は、各種の狭隘な民族感情をいとも容易に誘発する。こうした感情は中日両国に一定程度の損害をもたらす。報道メディアは転換の全過程において自らの役割を果たすべきだ」「われわれはニュースの価値観について検討した。両国のメディア文化は異なるが、われわれは時代の潮流に順応し、より多くの、より広い寛容性を備えるべきだ」と述べた。

日本側座長の田原総一郎氏は総括発言で「中国経済の急成長を前にして、私個人は日本の選挙制度に疑問が生じた」と述べた。

中日のジャーナリストは会議で、インターネットによって打撃を被っている伝統メディアへの憂慮を期せずして共に表明。インターネットを基盤とする双方向的な交流のプラットフォームを構築し、この問題のより良い解決を図ることを提言した。

中日ジャーナリスト交流会議は、両国のメディア交流を強化し、見解の溝を埋めることを目的に、07年に始まった。劉座長の指摘したように、両国メディアの上層部は5回のぶつかり合いを経て、互いに肩をたたき合い、過去や将来の事を笑って話し合う友人となった。

「人民網日本語版」2010年4月7日

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