評論:中国経済の繁栄に隠れる日本と同じ問題点

中国の経済規模はこの10年間で3倍の成長を見せており、5ツ星ホテルや数十万元の自動車もあちこちで見られるようになった…

発信時間: 2010-06-03 09:43:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米誌「ニューヨークタイムズ」5月26日付の報道によると、中国の経済規模はこの10年間で3倍の成長を見せており、5ツ星ホテルや数十万元の自動車もあちこちで見られるようになった。中国との関係を深めるため、ホワイトハウスの高級官僚ら200人以上が訪中しており、中国は世界を主宰する立場に立ったかのように見える。だが、中国経済の繁栄の背後には、日本と同じ問題が隠されている。中国の経済モデルが経済発展の初期において有効だとしても、その後は、経済の持続的な発展を阻害するものである恐れが大いにある。

日本は20数年前、世界の貿易および外交を支配する国として重要な位置づけを示していた。1992年、東京・首相官邸での歓迎夕食会において、ブッシュ大統領が、インフルエンザが原因で急に気分を悪くして倒れるという事件は、経済の景気後退に陥った欧米が、台頭しつつあるアジアに「降参」する姿になぞらえた。だが、これが中国の将来における繁栄を予見できるものではない。奇跡とまで言われる中国の発展だが、日本と同じように、中国がその経済発展に用いた経済モデルは発展初期こそ有用であったと言えるが、将来の経済高成長を保証できるものではない。

中国北京に拠点を置く中国経済研究企業であるドラゴノミクス社の常務董事であるアーサー・クローバー氏は、「日本の経済モデルは表面的には非常に優れたように見えるが、40年経ってみてどうだろう?今ではその経済モデルはまったく使われないものになってしまっている。これはそれまでの40年の経済モデルが間違っていたことを示しているのだろうか?いや、そうではない。これは、あのような経済モデルが日本の当時の発展状態に適していたということを証明できるに過ぎないのだ」と述べている。今週、中国市場に目を付けている米国企業の上層部たちも北京にやってくる。彼らは、競争条件の公平性、人民元切り上げ、知的財産権などに関心を寄せており、20年前の日本の状況と非常に似ている。

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