東京漢語角 終戦記念日に反戦和平の書籍を紹介

東京漢語角 終戦記念日に反戦和平の書籍を紹介。 8月15日午後東京西池袋公園において、東京の最高気温35度と猛暑の中、日中両国30人の人々が集い、第151回星期日漢語角(日曜中国語コーナー)が行われた…

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発信時間: 2010-08-16 16:52:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

反戦和平の書籍を紹介する参加者たち。段躍中撮影

8月15日午後東京西池袋公園において、東京の最高気温35度と猛暑の中、日中両国30人の人々が集い、第151回星期日漢語角(日曜中国語コーナー)が行われた。

8月15日は日本においては終戦記念日(中国では対日勝戦記念日)であるが、戦後65年経過した現在では記憶も風化しつつあり、また日本の学校教育の中における日本史おいても詳しく記載されていないため、戦争を知らない若者達が増えている。

漢語角に集う人々の中にも戦争経験者はごく稀で、日本人、中国人とも戦争を知らない年代層が大多数であることから、日本人として歴史上の事実は事実として認識し、過去の経験を踏まえた日中間の平和で良好な交流を築く資料として日本僑報社発行の3冊の書籍を紹介した。

樊建川著の『沈黙の語りべ――中国の抗日戦争を支えたモノたち』は、日本軍が残した武器、装備、印刷物など。抗日中国軍の使用した武器、印刷物など貴重な資料を収集した中国抗日戦争史。

方軍著の『私が出会った日本兵——ある中国人留学生の交遊録』は、著者が中国陸軍経験後、北海道、東京で6年間の留学生活の間に、かつて中国を侵略した元日本兵を訪ね、はるか昔に日本人が中国で犯した行為を取材し、事実を明らかにすることで、日中両国が再び不幸な時代とならないことを願った書。

青木茂著の『偽満州国に日本侵略の跡を訪ねる』は、5年間にわたり中国東北部旧満州国を訪問し、日本が侵略した現場を訪ね、侵略の実態を調査した書。

また、当日は中国中央電視台CCTV「日本文明」の製作チームが、日本各地の日本文明を取材する中で、漢語角の実態を取材に訪れた。プロデューサー兼監督の劉聡毅氏は「2千年以前に中国から日本に言語が伝わり、2千年経った現在でも中国の言葉を勉強する皆さんに驚きと共に尊敬を感じる。私も日本語を勉強しましょう。」とあいさつされた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月16日

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