広島漢語角第一回交流会で挨拶する楊潔君さん(左2)。王偉彬撮影
広島漢語角(中国語コーナー)が8月29日午後、広島市留学生会館で第一回交流会を開催した。日本で四番目の漢語角の誕生である。
日本僑報社から始まった漢語角は、日本湖南人会会員の楊潔君さんを代表に広島で初の交流会を行い、広島県立大学、広島修道大学の留学生および当地の日本人の幅広い支持を得た。この漢語角は特に在日中国人学者の王偉彬広島修道大学教授、伊藤泰郎広島国際学院大学準教授、および日本僑報社から『中国新思考―北京特派員1800日見聞』(日中対訳版)を出版した藤原大介広島テレビ記者らを顧問に招いている。当日の交流会では、王・伊藤・藤原顧問らから今後の広島漢語角の計画について貴重な意見が出され、参加者と熱心な議論が交わされた。
会の始めには、広島県立大学留学生の楊潔君さんが東京漢語角主催者で日本湖南人会会長の段躍中氏からの依頼を受け、広島漢語角設立の経緯を述べたあと、東京漢語角の三年の歴史を詳しく紹介した。楊さんは、多くの日中友好人士の支持の下に、広島漢語角の特色を打ち出し、広島地域の日中交流の新たなスポットにしたいと述べている。
会場では東京漢語角を紹介するビデオが放映され、参加者の好評を得た。日本僑報社からは参加者に関連資料が送られている。また広島テレビの記者三名がこの交流会を取材し、参加者全員にインタビューを行った。(訳: 橋本恭子・日中翻訳学院講師)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月2日