日本の動物園でジャイアントパンダ「興興(コウコウ)」が死亡したのを受け、死因解明の重責を担う専門家3人が15日に訪日する。中国野生動物保護協会の臧春林・秘書長は14日に電話取材に応じ、3人のうち1人は同協会、のこる2人は臥竜ジャイアントパンダ保護センターと四川農大の専門家だと語った。「新京報」が伝えた。
中国が日本で共同で繁殖研究を行っていた雄のジャイアントパンダ興興が9日に死亡した。国家林業局は今回の死亡をきわめて重視しており、日本側に対して興興の遺体を適切に保管するよう求め、専門家チームを訪日調査に派遣することを直ちに決めた。
今回日本に派遣されるのはいずれも経験豊富な専門家で、ジャイアントパンダ研究分野で実績を上げている専門家のほか、関係各方面の調整を担当する専門家も加わった。
きょう(15日)、専門家3人は日本行きのフライトに搭乗、興興の死因解明および事後処理に行う。
メディアの報道によると、中日パンダ繁殖協力協議に基づき、パンダ死亡の賠償額は50万ドルと規定されている。最終結果が確定次第、責任認定状況に基づき、どちらの責任であるのか、責任の重さなどから、具体的協議が行われるという。
「人民網日本語版」2010年9月16日