総合商社大手の丸紅株式会社(以下、丸紅)は2日午後、中国の飼料・畜産大手、山東六合集団(山東省青島市)と提携協定を結んだ。膠南市(山東省)董家口で25億9千万元(約313億円)を投じ、農業の産業化に関する総合プロジェクトを立ち上げる。中国紙、青島日報が伝えた。
同プロジェクトは埠頭(ふとう)、穀物サイロ、飼料加工、飼料タンパク原料の精密加工、貿易物流が一体化した全ての産業チェーンを含む総合プロジェクト。丸紅が新たに策定した3年計画では、中国市場を開拓する重要な足がかりでもある、とされている。
「人民網日本語版」2010年11月3日