第25回日本国際工作機械見本市(JIMTOF 2010)が6日間の日程を終え2日、日本最大のコンベンションセンターである東京ビッグサイトで閉幕した。
JIMTOF 2010は社団法人日本工作機械工業会と株式会社東京ビッグサイトが主催、日本の外務省、経済産業省、NHKの後援で開催された。JIMTOF 2010のねらいは日本国内と世界の工作機械輸出入促進と技術交流。先月28日に開幕、展示面積4万4694平方メートル、4966ブースが設けられた。
主催者側の発表では、今回の見本市にはNSK、THKなど世界大手メーカーを含む、中国、日本、韓国、米国、英国、イスラエル、イタリア、インド、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、台湾、デンマーク、ドイツ、フランス、マレーシア、メキシコの22の国と地域から814社が出展した。中国工作機械最大手・瀋陽機床廠もブースを設けた。
日本国際工作機械見本市は日本最大の工作機械見本市で、隔年開催。世界経済衰退の影響から、日本を含む世界の工作機械見本市はいずれも規模を縮小、入場者数も減っており、今回の見本市も規模縮小が心配された。しかし主催者側の数字や、記者が会場を訪れた感触では、JIMTOF2010の開催規模は大きな影響は受けておらず、今回出展した企業数は史上最多だった前回の851社とほぼ同じ水準を保ち、出展企業はいずれも自社の最新技術と成果を披露した。
「人民網日本語版」2010年11月4日