米国市場を狙う日本のリニア 中国高速鉄道をはるかにしのぐスピード

米国市場を狙う日本のリニア 中国高速鉄道をはるかにしのぐスピード。

タグ: 日本のリニア 中国高速鉄道 米国市場 時速310マイル

発信時間: 2011-02-17 11:44:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

英紙『デイリー・メール』が16日伝えたところによると、日本が建設を開始した磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー) の運行速度は時速310マイル(約500キロ)に達し、中国の高速鉄道の220マイル(約360キロ)をはるかに上回る見込みだという。

同紙によれば、技術的原理の上では、磁気浮上式鉄道は高速鉄道よりはるかに優れている。磁気浮上式鉄道は磁気によってレールと車体が接触しないため、摩擦抵抗力を最大限に抑えることができるからである。一方、高速鉄道は従来の鉄道よりははるかに速いものの、技術面では決して実質的な突破はないのである。

「リニア中央新幹線」の東京―名古屋間は2027年の開業を計画しており、工事費は400億ポンドにのぼる。この区間は南アルプスを貫く直線ルートが採用されることがほぼ確定しており、開通すると、東京―大阪間の最高時速は500キロに達し、所要時間は約70分になる見通し。

「リニア中央新幹線」を運営するJR東海によると、車内の空間と空気抵抗を考慮して、新型車両の先端部は15メートルに達し、車体は現在の試験車両より美しい流線を描くという。また、車体断面を従来の楕円から角型に変え、着席した乗客の頭上の空間を広くして、乗り心地をさらによくする。

日本はリニアモーターカーの米国への輸出を目論む。日本政府は米国の大規模な鉄道システム高度化の時機をとらえて技術を売り出し、協力関係を構築したいと願っている。

米政府は330億ポンドを投じて主要都市間を鉄道で結ぶことを計画している。日本は米政府を口説き、最先端のリニア技術を利用して高速鉄道を建設したいと考えているが、運行速度や省エネ・環境保護の面から見ても、リニアモーターカーは高速鉄道より大きな優位性を有している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月17日

 

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