日本の時事通信は24日、日本政府観光局の発表を基に、今年1月日本を訪れた中国人観光客の数は去年同期より7.8%増え、9万9300人だったことを明らかにした。
釣魚島で起きた漁船衝突事件の影響で、去年10月以降、中国からの観光客数は減っていたが、今回はおよそ4カ月ぶりにプラスになったという。
漁船衝突事件の影響が沈静化したことや、個人の訪日観光ビザの発給条件が緩和されたことなどが主な原因と見られている。日本政府観光局は「2月も訪日者数は持ち直してきている」として今後も回復傾向が続くとの見方を示した。
「中国国際放送局 日本語版」より2011年2月27日