ある30歳の女性患者はブログでこのように書いている。「結婚相談所の紹介である男性と知り合った。何度かデートをしたが、向こうに結婚の意志がないことが分かった。何か騙されたような感じがしてとてもがっかりした。その後、心臓の辺りに痛みを覚え、日に日に強くなっていったので、内科を受診し心電図の検査を行なったが以上は見つからなかった。それで『婚活疲労外来』に助けを求めた。現在は、薬を飲みながら、精神的な治療も行なっており、少しずつ良くなっていると感じている」。
20回以上ものお見合い歴を持つ男性も小野先生の診療を受けており、彼の場合は不眠症がひどくなったため、来院を決めたという。
お見合いがもたらす後遺症について、河本クリニックでも「婚活族」に注意を呼びかけている。「お見合いは1回で成功するとは限らない。たとえ失敗して傷ついても、心に深くとめずに、楽観的に考えるべきである。人生を一生不幸にする必要はない」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月3日