福島第一原子力発電所と第二原子力発電所の6つの原子炉の水温が120度を上回り、さらに上昇しているという。東京電力は水温の上昇を制御できなくなったことを認めた。中国語サイトの「日本新聞網」が伝えた。
日本政府は、この2つの原子力発電所から3キロ以内のすべての住民に緊急避難、3~10キロ以内の住民に屋内退避を指示した。
日本の陸上自衛隊は政府の命令を受け、「中央特殊武器防護隊」をこの2つの原子力発電所に派遣した。隊員20人が現在、原子力発電所に向かっており、他に90人からなる第2陣も待機しているという。
このほか、海上自衛隊の軍艦10隻が福島原子力発電所に近い海域に集合し、いつでも被災者を受け入れる準備を整えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月12日