IAEA・国際原子力機関の天野之弥事務局長は14日、地震で発生した原発危機に対応するため、日本政府がIAEAに専門家チームの派遣を要請したことを明らかにした。双方は具体的な支援内容について協議しているという。
天野事務局長は「東日本大震災発生後、IAEAの事故・緊急センターはすでに24時間の連絡態勢に入っており、日本政府を含む関係各国と緊密に連絡を取っている」と語り、「現在、相当な困難な状況に直面している今、日本は事故のあった福島第1原発の各原子炉の安定に尽力している」と示した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2011年3月15日