猫のキャラクター・ハローキティが大好きだという31歳の女性は、毎日使うキーボードとマウスにもキティのシールを貼っている。女性はキティをデザインした渡辺侑子氏が無事かどうかが非常に気になるという。
復旦大学日本研究センターの樊勇明主任によると、中日両国の文化交流における相互の浸透や理解が、両国関係を推進し、両国民の相手側に対する好感度を高める上で、目に見えない作用を及ぼしているという。
樊主任は「具体的な出来事があると、中日両国民の感情は近づくことができる。特に文化的な交流や生活面での交流でそうだ。このたびの日本の災難は、両国民の感情を近づける契機になる。災害に見舞われた時には気持ちを伝えるということだ」と話す。
漫画家だけでなく、中国にも愛読者が多い作家・村上春樹氏の安否にも注目が集まっている。村上作品を多数翻訳した林少華さんが確認したところ、地震が起きた時、村上氏は日本にいなかったことがわかり、中国の春樹フリークを安堵させた。