日本の菅直人首相は一部の農産物から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたことを受け、ほうれん草、かき菜、福島県産牛乳の出荷を当面制限するよう福島県、茨城県、栃木県、群馬県の知事に指示した。枝野幸男官房長官は21日午後「これらの農産物は直ちに健康に影響をおよぼすものではない。メディアと国民は冷静に対応してもらいたい。今後も検査を継続する」と表明。さらに「出荷制限の効果を確保し、食品の安全性を確保するため、今後補償を行う。補償責任はまず東京電力が担い、不足分を国が担う」と述べた。
「人民網日本語版」2011年3月22日