福島第一原発の放射能漏れの状況は悪化の一途を辿っている。香港「星島日報」の31日の報道によると、米国の官員は、福島の原発危機の処理に協力するため、米軍が海兵隊の管轄下にある放射能被害管理の専門部隊を日本に派遣することを明らかにした。
今回派遣されるのは約155人の海兵隊隊員からなる化学・生物兵器事態対応部隊(CBIRF)で、3月31日に米国を発ち、4月1日に日本に到着する予定。隊員は特別訓練を受けたことがあり、様々な化学物質の識別、放射線レベルの検査、放射線汚染を受けた人たちの洗浄を行うが、福島原発の原子炉の冷却作業には直接参加しないという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月1日