日本の観光庁の溝畑宏長官は北京で10日、中国は日本が東日本大震災で強いダメージを受けた観光業を復興させるのに重要な意味を持っているとの考えを示した。
溝畑長官によると、2010年に日本を訪れた中国大陸からの観光客は141万人に上り、今年1月と2月だけで20万人を超えた。 しかし、東日本大震災の発生により観光客は激減し、日本の観光業は前代未聞の危機に直面している。
東日本大震災の発生後に初訪問する国を中国に決めたことについて、溝畑長官は「中国人観光客は日本の観光業の振興に極めて重要である。中国人観光客の笑顔が日本の国民の励みになればよいと思う」と語った。
溝畑長官によると、日本の交通網はすでに正常に戻り、仙台空港を除く国際空港も正常通り機能し、新幹線も東北新幹線を除いては正常通り運転している。