放射能漏れ事故で暴露された日本の二面性

放射能漏れ事故で暴露された日本の二面性。 今回の震災で日本社会の災害に遭った際の落ち着いた心理状況と社会の秩序を守る態度は賞賛に値するが、ただ「集団でうそをつく」、「責任を負わない」という別の一面も暴露して余すところがない…

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発信時間: 2011-04-22 09:49:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本は巨大な地震と津波の襲撃に遭い、そして福島第一原発の危機が引起された。国際社会が次々と援助の手を差し伸べてこの厳しい時期を共に乗り切ろうとしている時、日本政府の取った対策は人を不安にさせるものだった。それは4月4日の夜、日本が各国に通告する前に海中に放射能汚染水を放出した事である。

本来、震災は日本にとり隣国との関係を改善するよい機会を提供したが、この処理のため、近づいていた互いの国民感情の上に暗い影をもたらした。各国のメディアと人々は次々に日本政府の無責任なやり方を非難した。日本人は「人に迷惑をかけない」事を重んずる国民であるが、この出来事は相反して国際社会に「大きな迷惑をかけた」。隣国のみならず地球の反対側の欧米でも放射能の異常値を観測している。今回の放射能汚染水の排出は、周辺海域の海洋生物の生態に大きく影響し、海洋環境への影響は長期に亘る。日本は、放射能漏れ事故の問題処理に就いては当初の問題発生時点から全面的で正確な関係情報の提供ができておらず、また国際的な連携を通して危機対応を推進する情熱に欠けている。

今回の震災で日本社会の災害に遭った際の落ち着いた心理状況と社会の秩序を守る態度は賞賛に値するが、ただ「集団でうそをつく」、「責任を負わない」という別の一面も暴露して余すところがない。一方で「他人に迷惑をかけない」としながら、他方での残酷な中国侵略戦争は「中国に面倒をかける」事としか看做せない。また、一方で「まじめに仕事に取り組む」会社の社員が、もう一方ではこのような社員から構成される「集団でごまかしをやる」会社となる事、一方では会った時にはお互いに「がんばろう」と言いながらもう一方では一種の「無常観」に覆われている事、―これはもつれ合った心理状態と行為である。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月22日

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