葉小文氏:中国人は「我が事のように感じている」

葉小文氏:中国人は「我が事のように感じている」。

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発信時間: 2011-04-25 14:55:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

葉小文

(中日友好21世紀委員会中国側委員

中央社会主義学院第一副院長 中華文化学院副院長)

日本の巨大地震、驚天動地の大津波、福島の恐怖の原発危機―。連日の衝撃的な報道に中国の人々は心を痛めている。一衣帯水の中国では、上は総書記や総理から下は庶民まで、誰もが助け合いの気持ちを示している。千言万語を一言に凝縮するとすれば、3月14日に温家宝総理が人民大会堂で国内外の記者に述べた「我が事のように感じている」だ。

私たちは沈痛な気持ちで、我が事のように感じている。警察庁によると、震災で死亡が確認された人(遺体収容数)と行方不明者の数はそれぞれ1万人を超えている。日々増え続ける数字を見て、私たちは亡くなった方々に深い哀悼の意を表するとともに、全ての日本人に心からお見舞いの気持ちを伝えたい。また、今も苦難の中にいる人々が生きる力を取り戻す手助けをしたいと願っている。

私たちはその場にいるかのごとく、我が事のように感じている。3月11日の大地震発生以来、福島第一原発は危険な状況が続いている。同原発の6つの原子炉のうち4つで爆発が起き、3号機は建屋が破損し、放射性物質が充満している。福島は日本版のチェルノブイリになるのだろうか。核危機に全世界が神経を張り詰めている。この瀬戸際でも、原発の作業員50人は現場に残り、命をものともせず3号機に冷却用の海水を注入していることを注意深く見守っている。3月17日午前、2機の自衛隊のヘリコプターが3号機への注水作業を開始し、現場では白い蒸気が上るのが確認された。この注水は原子炉を冷却できるのか、こうした作業はそもそも効き目があるのか、全くわからない。しかし、日本をさらなる核災害から守るため、命がけで「一か八かの勝負」に出た人々に敬意を表する。 その後、電源は復旧したものの、事態の深刻さは変わらず、放射能の流出を完全に制圧できたとはいえないが、総じて安定に向かっているようだ。私たちは危険を顧みず戦い続けている人々に重ねて敬意を表する。

私たちは心を通い合わせ、我が事のように感じている。2008年に四川大地震が起きた際、日本政府と国民が被災地に提供してくれた救援支援や物資を中国の人々は忘れることはない。現在、中国は少しも躊躇することなく、被災地の人々に援助の手を差し伸べている。救援隊が駆けつけ、大量の救援物資を送り、2万トンのガソリンとディーゼルオイルが続々と輸送されている。温総理は「日本の必要に応じて、引き続き必要な援助を行う」と宣言した。今回の救援活動を通じて私たちが目にしたのは、中国の大国としての気概と広い度量だ。中華民族は「隣人の災難を救うのは道だ。その道を行ってこそ幸福になれる」という『左伝』の教えを信じている。

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