日本で首脳会談開催地が議論 温総理の福島訪問に沸くメディア

日本で首脳会談開催地が議論 温総理の福島訪問に沸くメディア。 日本では、福島県で首脳会談を開くべきかどうかに関して大々的な議論が行われている。日本「朝日新聞」のある編集担当者は「環球時報」に対し、「このようなやり方は、『強行的なサミット』に等しい。福島と日本が安全だとアピールするために福島でサミットの開会式を行うという方法をとってはいけない」と述べた…

タグ: 中日韓首脳会談 温家宝 福島

発信時間: 2011-05-18 11:25:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

5月18日付「環球時報」によると、韓国「朝鮮日報」は17日、韓国政府が福島県で中日韓首脳会談の開会式を行うという日本側の提案に同意したことを伝えた。その理由は開催国の日本の立場を尊重するためで、「中国政府もこれまで示していた反対立場を変え、数日中にこれに関する情報を公表する予定だ」としている。「環球時報」の記者が17日夜、日本の内閣広報室の国際事務を担当する中川真太郎氏に確認したところ、日本「毎日新聞」が伝えた内容は「誤報」で、中日韓首脳会談は5月21日に東京の迎賓館で行われることがわかった。外務省のある役員も同日、「それは古い情報で、信用できない」と話している。

日本では、福島県で首脳会談を開くべきかどうかに関して大々的な議論が行われている。日本「朝日新聞」のある編集担当者は「環球時報」に対し、「このようなやり方は、『強行的なサミット』に等しい。福島第一原発の事故による安全問題から逃げることはできず、福島と日本が安全だとアピールするために福島でサミットの開会式を行うという方法をとってはいけない。日本は科学的な数値を用いて福島が安全かどうかを説明すべきだ」と述べた。

そのほか、中国国務院の温家宝総理が深刻な被害を受けた福島を訪問するという情報に対し、日本メディアは盛り上がりを見せている。日本の時事通信社は16日、中国の総理の被災地訪問は中国政府と国民が日本国民を深く同情し、震災復興を支援することを示すと伝えた。またNHKも、昨年の釣魚島沖の漁船衝突事件で悪化した両国の国民感情を大きく改善するとしている。日本国際貿易促進会の笠井理事長は先日、「環球時報」の取材に対し「中韓首脳の被災地訪問は、日本の国民に中日韓は良い隣人であると感じさせ、今後の東アジア共同体の構築の推進にプラスとなる」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月18日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。