日本人の老齢化が絶えず深刻になっている一方、多くのペットも飼い主と一緒に老年期に入ってきている。
関連データーによると、日本には現在ペットして約2200万匹の犬と猫がいる。ほとんどの飼い主が高齢のペットを静かに命が尽きるまで一緒にと望んでおり、「安楽死」で命を終わらせることを望まない。
小沢美智子さんは今年67歳、「シロ」という名の犬を飼っていた。この犬は17歳のときに両眼を失明し、正常に歩くことができなくなったが、小沢さんはずっと世話をすると決めていた。「面倒だからといって家族の一員の命を終わらせることはありますか?」という。
老齢ペット用品メーカーのマーケティング担当者によると、ハスキー、ゴールデン・レトリバーなど大型犬は20年前に日本で流行し、家庭によっては当時飼った大型犬を最近になって「養老介護」が始まってきたのだという。
医療機構と協力し、ペット医療用品を開発、ペットにX線CTスキャン、MRI検査と、24時間応急手当などサービスを提供する企業もでてきた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月16日