共同通信社の報道によると、厚生労働省が7月27日発表した統計データで、2010年の日本女性の平均寿命は86.39歳、2009年の最高記録だった86.44歳より0.05歳下がったことがわかった。低下したのは5年ぶりだ。
厚生省はこれについて、「猛暑で衰弱する高齢者が増え、死亡率が上昇したため」と分析している。男性の平均寿命は2009年から0.05歳伸びた79.64歳で、5年連続で過去最高を更新し、2009年からの上げ幅はわずか0.3歳だった。
酷暑で熱中症による死者が2010年は1718人、8割が65歳以上の高齢者だった。2009年と比べると、2010年の夏は心臓病、肺炎などで死亡した高齢者が大幅に増加、平均寿命も低下している。
日本女性の寿命は連続して26年間世界1位で、続いて2位が香港(85.9歳)、3位がフランス(84.8歳)。男性は2009年の5位から今年は4位に上昇、1位が香港(80.0歳)、2位がスイス(79.8歳)、3位がイスラエル(79.7歳)だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月28日