依田巽チェアマンは中国映画の日本市場開拓も行ってきた。今回の東京国際映画祭の特別上映部門の一つにも中国映画ウィークがある。今年は、張芸謀(チャン・イーモー)監督の「サンザシの樹の下で」、陳可辛(ピーター・チャン)監督の「孫文の義士団」王全安(ワン・チュエンアン)監督の「再会の食卓」などを買い付けた。彼は中国国家や広電部の幹部に対して、中国ももっとたくさんの日本映画を紹介してほしいと提案している。製作コストが高ければ優れているというものではなく、少ないコストでもよい映画は撮れる。今、日本の映画市場はアメリカに次いで世界第2位の位置にある。依田氏は来年には中国は日本を抜いて世界第2位の映画史上になると思っていおり、ますます、中日間の映画の交流が活発になることを望んでいるという。
今年の東京国際映画祭では、中日国交正常化40周年を記念する特別上映作品の中日合作映画「明日に架ける愛」も上映される。来年の国交正常化40周年を契機に中日両国の映画、アニメなどのコンテンツの交流がますます盛んになることを願っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月24日