第20回金鶏百花映画祭の重要なイベント、金鶏国際映画フェスティバルが21日夜行われ、外国映画の最優秀男優賞、最優秀女優賞、最優秀監督賞、最優秀作品賞が発表された。日本の吉井一肇君が最優秀男優賞を受賞し、子役初の受賞となった。
最優秀男優賞は、韓国の「あなたを愛しています」に主演したイ・スンジェ氏と日本の子役、吉井一肇君の同時受賞で、子役の受賞は初めてという。
最優秀女優賞はコートジボワール映画「パーフェクトな人」に主演したエマ・ロホウスさん(音訳)とベトナムの映画「Choi Voi(Adrift)」に主演したドー・ティ・ハイ・イェン(Do Thi Hai Yen)さんが受賞した。
イタリア映画「Ainom」のロレンツォ・セバ・ヴァラ(Lorenzo Ceva Valla)監督とポーランド映画「ヴェニス」のジャン・J・コルスキー監督が最優秀監督賞に選ばれた。最優秀作品賞に輝いたのはキューバの「ハバナ組曲」とオーストリアの「天空の呼吸」。
金鶏国際映画フェスティバルは中国金鶏百花映画祭の主体的な活動の一つで、イタリア、キューバ、ポーランドなど18カ国28作品が4日間にわたって特別上映され、各国の社会風情や登場人物のイメージのほか、世界の映画づくりの最新動向を紹介する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月24日