3月11日に発生した東日本大震災による津波の漂流物が、太平洋を超えて北米大陸西海岸に到着し始めた。その数の多さと速さは、人々の予想をはるかに超えるもので、津波で流された漁船、家具、人間や動物の死体などの一部などと見られる。中国日報が報じた。
米国の科学者は「今回流れ着いたものは、東日本大震災の津波によって流された最初の漂流物で、漂流物は今後3年間、北米大陸西海岸に続々と到着する見込みで、その量は500万トンから2000万トンに達するだろう」と語った。また、漂流物の「移動距離」は、一日あたり7マイル(約11.3キロメートル)に達し、かさの高いものが追い風に乗って加速すれば、一日20マイル(約32.2キロメートル)の速さで進むと見られる。
「人民網日本語版」2011年12月19日