日本、宇宙開発の「非軍事」限定削除 中国に対抗か

日本、宇宙開発の「非軍事」限定削除 中国に対抗か。 日本のメディアが伝えたところによると、日本政府は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の設置法(JAXA法)を改正し、「宇宙開発を平和目的に限定」する項目を削除する方針を固めた。安全保障分野での宇宙利用促進が狙い。日本政府は1月24日召集予定の通常国会に改正案を提出する…

タグ: 日本 宇宙 開発 軍事 中国 対抗

発信時間: 2012-01-05 14:17:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本のメディアが伝えたところによると、日本政府は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の設置法(JAXA法)を改正し、「宇宙開発を平和目的に限定」する項目を削除する方針を固めた。安全保障分野での宇宙利用促進が狙い。日本政府は1月24日召集予定の通常国会に改正案を提出する。ミサイル防衛(MD)の精度向上に向け、偵察衛星や早期警戒衛星の研究開発が可能となる。日本の産経新聞は、中国の衛星攻撃兵器(ASAT)にも対抗できるようになると伝えた。

現JAXA法は、JAXAの業務を宇宙開発・研究、人工衛星の開発・打ち上げなどと規定するが、いずれも「平和目的に限る」としており、JAXAの活動は大きな制約を受けていた。改正案では、「平和利用」規定を削除。宇宙開発の理念を定めた「宇宙基本法」に合わせる方針。

朝鮮の核保有や、中国の軍事力増強を受け、日米両国はMDを推進。米国のMDに対抗するため、中国はASATを開発、07年1月には人工衛星破壊実験に成功した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月5日

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