独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の統計によると、2011年5月現在、日本にいる外国人留学生数は13万8075人、うち、中国人は8万7533人に達している。これら留学生は学習者であると同時に、日本の観察者であり、研究者でもあるのだ。
中国人留学生は中日交流の中で、両国間の相互理解を促進するべきだ。日本で進んだ科学文化知識を学ぶと同時に、目に映った真実の日本を中国の人々に伝えていくべきだ。
「脳残君」は日本留学を巡る様々な出来事を漫画で表現した。コミカルな絵と愛すべきキャラクターについつい笑いが漏れ、笑った後でまた深く考えさせられる。このほか、漫画の中では「脳残君」個人の生活だけでなく、真実の日本が描写されており、自らの不足を知り、もっと努力する」というメッセージも体現されている。
これまでにも、日本の写真をとったり、日本についての文章を書いた留学生がたくさんいるかもしれない。「脳残君」は自分が得意とする方法で日本を表現しただけだ。このような作品は今後もっと増えていくだろう。中国人留学生は中日両国の感情の架け橋となることができる。彼の作品が日本で人気を博したのには、このような原因があるのかもしれない。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年2月12日